???1984年に発表されたこちらの作品は、ウォルター・マルコネリー監督の同名映画のサウンドトラックとなっている。伝説の波といわれる、ビッグウェイブに魅せられたサーファーたちを描いたドキュメンタリーであったが、映像と達郎サウンドとのシンクロが絶妙のマッチングをみせ、その優れた音楽性をさらにアピールすることとなった。書き下ろしはもちろんであるが、なんといっても注目すべきはビーチ・ボーイズのカヴァー。周知の定番という線からははずれているものの、通ごのみのチョイスで、醍醐味のあるサーフィン・ミュージックを実現してくれている。(春野丸緒)
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